忍者ブログ
ガーラ・プレシャス東麻布(赤羽橋)やガーラ木場(江東区東陽)など住環境破壊のFJネクストに反対
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
プロフィール
最新CM
[06/12 CharlesKt]
[06/10 CharlesKt]
[06/08 CharlesKt]
[05/07 tnkridigpy]
[04/09 dufpek]
バーコード
ブログ内検索
P R
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9

『美男ですね』第5話v 林田力 Wiki

TBS系の金曜ドラマ『美男ですね』の第5話「マジでキスした!?」が8月12日に放送された。今回も秘密のバスやブタ鼻、ブタウサギのぬいぐるみなど韓国オリジナル版の名シーンが目白押しであったが、小嶋陽菜が演じるNANAが恋に満たされずに壊れていく女性の怖さを演じた。
A.N.JELLのメンバーは韓国版以上に桜庭美男(瀧本美織)に執心で、恋の五角関係を盛り上げる。桂木廉(玉森裕太)はツンデレである。藤城柊(藤ヶ谷太輔)は美男の廉への想いを知りつつ、「廉の誕生日はナナちゃんが祝ってくれる」と言う黒さも見せる。本郷勇気(八乙女光)はトオル(楽しんご)という日本版オリジナルのオカマを絡ませることで、男性を好きになった微妙な心情を浮き彫りにする。そして美男に嫉妬の怒りを向けるNANAが韓国版とは別次元の怖さを見せた。
韓国版のNANAに相当するユ・ヘイ(ユイ)は清々しいほど憎たらしかった。それに比べると、おっとりしたイメージの強い小嶋陽菜が演じるNANAには、ふてぶてしさが足りない。本当はかわいらしい女の子が無理して性悪女王様を演じる痛々しささえ漂う。ところが、今回は自分が認めたくない現実に直面し、壊れていく女性の怖さがあった。
ユ・ヘイは性格が悪いが、自分を確固として持っている芯の強さがあった。それ故にユ・ヘイの登場シーンには安定感があり、笑いどころでもあった。むしろ主人公のコ・ミナム(パク・シネ)に何をしでかすか分からない不安要素があった。桂木廉に相当するファン・テギョン(チャン・グンソク)の顔色をうかがってオドオドし、思いつめて誰も望まない行動に走る。
これに対してリメイク版の美男は「てっぱん」で明るく元気な女の子を演じた瀧本美織らしくなっている。オドオドすることもあるものの、廉をからかう明るさも見せる。廉はテギョンと比べて子どもっぽくなっており、美男がリードするという韓国版と比べた主人公カップルの逆転現象も見られた。
代わりにNANAに何をしでかすか分からない怖さがある。他の客もいるレストランでグラスを壁に投げつけるシーンが象徴する。ここでは裏表のある女性ではなく、裏の顔が表に侵食している。韓国版の筋書きを知る視聴者にも予想外の波乱を起こしそうな小嶋陽菜の壊れていく悪女の演技に注目である。
(林田力)
http://www.hayariki.net/pj3.html
PR

『美男ですね』第4話v 林田力 記者wikiレビュー

TBS系の金曜ドラマ『美男ですね』の第4話「告白!!届け…切ない片想い」が8月5日に放送された。桂木廉(玉森裕太)への桜庭美男(瀧本美織)の想いが深まっていく今回であったが、藤城柊を演じる藤ケ谷太輔が優しい男性の報われない優しさで存在感を発揮した。
『美男ですね』は韓国の人気ドラマの日本リメイク版で、今回も韓国版通りの展開が進む。美男と廉の相部屋の一夜、二人での親の墓参り、NANA(小嶋陽菜)をエスコートするマネージャー、ソロ曲のレコーディングで想いが溢れるシーンなど韓国版の名シーンが目白押しである。
惜しむべきは短縮しているために韓国版の味が十分に出せていない点である。たとえば廉が豚に追いかけられるシーンがある。韓国版では田舎でスターが骨休めをしている中での出来事で、のどかな直前との好対照が笑いを大きくする。これに対して日本版では豚の襲撃が唐突で、廉が間抜けに映る。豚に追いかけられる廉の描写も韓国版以上にコミカルであった。
日本版の廉はビッグになるには足りないものがある発展途上の存在に設定変更されており、カリスマ的な韓国版のファン・テギョン(チャン・グンソク)のファンには違和感がある。その中で今回は韓国版のカン・シヌ(チョン・ヨンファ)に相当する柊が味を出していた。柊は早い段階で美男が女性であることに気付くが、誰にも言わずに守り続ける。美男に惹かれていくが、美男には優しい兄貴分としい思われていない損な役回りである。
美男が廉に惹かれつつあることを知りつつも、柊はアプローチを続ける。廉とNANAの交際に動揺する美男には「廉のファンだから動揺する」と説明し、「ファンならば幸せを願わないと」と諭す。美男が廉の部屋で寝る時も「困ったことがあれば何でも俺に言えよ」と言った。それでも柊の気持ちは報いられない。叔母の家に宿泊した美男を迎えに行くが、廉が迎えに来ることを期待していた美男は柊を見て立ちすくむ。「廉かと思った?」と尋ねる柊が寂しげであった。
前々クールの連続ドラマ『美咲ナンバーワン!!』で喧嘩っ早い男子高校生を演じたばかりの藤ケ谷太輔であるが、『美男ですね』では抑制された演技で柊の人柄を表現した。美男と柊のカップリングを応援したくなる今後の展開に注目である。
(林田力)
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/pj3.html

『三毛猫ホームズの推理』死の仮面舞踏!!さらば三毛猫

『三毛猫ホームズの推理』第8話「死の仮面舞踏!!さらば三毛猫」と第9話「刑事失格!?三毛猫最後の教え」は大学を舞台とした薬物がらみの犯罪である。『三毛猫ホームズの犯罪学講座』を原作にするが、脱法ドラッグが社会問題となりつつある中でタイムリーなテーマである。

注目は「小さな約束しか生まれない信頼を踏みにじった」と警察官が犯人を騙して逮捕に持っていく展開への問題的である。現実の警察官は嘘をつきまくっている。警察官の説得というものは、嘘で甘い期待を持たせることと言っても過言ではない。取り調べに際しても「自白すれば早く出られる」と嘘をついて警察の作文した調書に同意させる。その種の嘘に対して警察の罪悪感は皆無である。むしろ、うまく騙せたと喜んでいる。

しかし、欺かれた人は傷つき怒るものである。皆が焼け野原から経済大国にしてしまうような、虐げられても前に進むことしかできない愚かな人間ばかりではない。警察を正義の側に描きがちな刑事物で『三毛猫ホームズの推理』は貴重な視点を提供する。(林田力)
http://www.hayariki.net/6/9.htm

『三毛猫ホームズの推理』第7話、貧困ビジネス

テレビドラマ『三毛猫ホームズの推理』第7話「完全犯罪!?放火の真実を追え」は貧困ビジネスの問題に迫った。原作は『三毛猫ホームズの大改装』であるが、内容を大幅に変更し、現代の貧困問題を採り入れた。

ドラマでは「囲い屋」という貧困ビジネスが登場する。表向きは格安住宅の提供を称し、劣悪な建物に監禁する。生活保護費を詐取する。人が住めるような環境ではなく、人間を家畜化するものである。登場人物の台詞にあるように貧困ビジネスは尊い人の命を冒涜する。

悪徳業者の不正を追及するジャーナリストが悪徳業者から脅迫・攻撃される。これは林田力と共通する。東急不動産だまし売りやゼロゼロ物件業者の宅建業法違反などを追及していた林田力も東急不動産工作員やゼロゼロ物件業者から誹謗中傷された。

ビジネスモデル自体が十分に悪質な貧困ビジネスであるが、ドラマでは悪質な裏事情も暴く。建て替えしたい賃貸アパートのオーナーが追い出し屋を使い、他に住む場所のない住民を追い出す。住民が立ち退きに応じない場合は建物を放火する。住む場所を失った住民は貧困ビジネスの餌食になる。

現実にもゼロゼロ物件の追い出し屋や東急電鉄による大井町線高架下住民への追い出しが行われている。東急不動産だまし売り裁判でも地上げブローカーや宅建業法違反のゼロゼロ物件業者がマンションだまし売り被害者を攻撃した(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。『三毛猫ホームズの推理』は前クールの刑事ドラマ『相棒』や『ストロベリーナイト』と比べてコメディ色が強い。刑事が捜査情報を家族に話すなどあり得ない展開も多い。それでも時折見せる鋭い社会性には注目させられる。

『相棒』は派遣切りや偽装請負、名義貸しなどを描いたSeason9の「ボーダーライン」が「反貧困ネットワーク」の「貧困ジャーナリズム大賞2011」を受賞している。フィクションであるドラマにも真実を伝えるジャーナリズムの力があり、ドラマによる貧困ビジネス追及に今後も期待する。

貧困ビジネスに虐げられ、搾取された被害者が悪徳業者への復讐を考えることは十分に共感できる。悪徳業者は追い詰められても「助けてくれ」と命乞いはするものの、自分達の悪事への反省はない。この点は現実の悪徳不動産業者と重なる。宅建業法違反で業務停止処分を受けながら、ホームページで誤魔化したゼロゼロ物件業者もいる(林田力「都知事選出馬の渡辺美樹・ワタミ会長の経営の評価」PJニュース2011年2月21日)。
http://hayariki.net/6/9.htm
刑事ドラマでは、どのような理由であれ、犯罪は悪という結論にならざるを得ないが、貧困ビジネスの悪質さを踏まえるとフラストレーションが溜まる。今回は悪徳業者への一定の復讐がなされた後で止めに入る。その点で悪人の首謀者が救われて終った第6話「復讐の卒業写真…涙の女刑事」よりは救われる。

『三毛猫ホームズの推理』ゼロゼロ物件業者と重なる屑ぶり

テレビドラマ『三毛猫ホームズの推理』は赤川次郎『三毛猫ホームズ』シリーズを原作とする。片山義太郎(相葉雅紀)は警視庁捜査一課の刑事。自分は性格的に刑事に向いていないと嘆きながら、うだつの上がらない日々を過ごしていた。

第5話「回る殺人の怪!?初恋の義太郎」と第6話「復讐の卒業写真…涙の女刑事」は赤川次郎『三毛猫ホームズのフーガ』を原作とする。フーガにたとえられた犯罪の背後には高校時代の壮絶なイジメがあった。父親の汚職が告発された息子が告発した家の娘をいじめて自殺に追い込むという陰険なイジメである。

現実にも貧困ビジネスのゼロゼロ物件業者の宅建業法違反業者を告発したところ、ゼロゼロ物件業者の息子が前科者の工作員を使って告発者を誹謗中傷させた事例がある。イジメの首謀者がIT関連企業の経営者であった点もゼロゼロ物件業者の宅建業法違反事件の事例と重なる。ゼロゼロ物件業者の息子もIT企業を経営し、既存のフリーウェアと名称・機能・デザインが類似したソフトウェアを販売して抗議・批判された。

ドラマはイジメ加害者も現実のゼロゼロ物件業者も工作員も人間の屑である。人間ですらないのかもしれない。イジメ加害者には何らの反省も贖罪もなく、殺されることに同情できない。現実のゼロゼロ物件業者と同じである。復讐心もイジメの加害者が居酒屋で何の反省も後悔もない会話をしていた時に最高潮に達したのであろう。

イジメ加害者の中でも一番の屑が制裁されないままという結末は物語として不合理である。主人公の説得は優等生過ぎる。子どもが悲しむことを理由とするならば、汚職の告発を逆恨みする被告発者の論理と重なってしまう。自分の親父の違法行為を理解すべきである。イジメ加害者が法の裁きを受け、また、過去の悪事が知れ渡って社会的制裁を受けなければ救われない。そのような描写がドラマであれば納得感が高まった筈である。
http://hayariki.jakou.com/6/9.htm


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne